本会は節目の25年を迎えたことと、38年にわたり臨床検査技師課程を支えてこられた伊藤展枝さんが定年を迎えることもあり、例年とは異なる形式の三部構成で企画されました。
第一部は伊藤さんとの懇話会(午前10時30分から午後1時30分まで)、第二部では「臨床検査技師課程の現況報告」および「25年間の本会を振り返る講演会」を開催(午後3時30分から午後5時30分まで)しました。第三部は食堂PALにて懇親会を開催(午後5時30分から午後7時30分まで)しました。本課程に関係したOB・OGを中心に第一部から第三部を総じて140名の出席者がありました。加えて理学部教員2名と古田副理学部長、元理学部教員2名、課程に所属する4年生11名、3年生23名の出席があり、総勢178名の盛況となりました。
懇親会では医療関係(大学病院、総合病院、検査センター、臨床治験企業、臨床検査試薬メーカー)に勤務するOB・OG相互の活発な情報交換が交わされました。本課程の長い歴史において、大学教員のみならず大学病院、総合病院の臨床検査部技師長、検査センターの検査部長、臨床検査試薬メーカーの管理職(部長)が多数輩出されていることから、相互の情報交換は有益なものであったと期待されます。
また、学生においては今回も4年生が3年生の進路相談に応じたり、国家試験勉強のアドバイスを行う光景が見られました。特に、3年生は就職に備えて、医療関係に勤務するOB・OGに対して積極的に進路を相談する光景が見られました。学生達は様々な分野で活躍される先輩達に熱心に質問し、対してOB・OGは親切に対応してくださいました。