横田浩充(よこたひろみつ) 教授

病態検査学研究室

研究内容

病態検査学は日常の臨床検査で得られたデータからその背景にある病態を読み取り、診療に活かすことを目的としています。この実現には常に感度・特異度の高い検査法を探索・研究し、得られるデータの正確性を追求していくことが重要です。特に自動分析機の普及でブラックボックス化した検体検査では検査値と病態の関連性を理解し、異常データを正しく判別することが重要です。この過程において、生体試料に含まれる疾患特異的なバイオマーカー(微量タンパク、体細胞遺伝子の変異、非特異的反応物質)の検出が大きな意味を持ちます。これら異常データのメカニズム解析を研究の柱としています。

研究紹介

  1. 日常検査で遭遇する非特異反応の原因解析
  2. 新規バイオマーカーの探索と臨床検査への応用
      ラテックス凝集法による免疫学的検査法の構築
  3. 分子生物学的手法による病態の検出・解析
    造血器腫瘍における遺伝子検査技術の臨床応用とその意義に関する研究

学会発表

  1. 酸化ストレスマーカー8OHdG測定の意義. 第25回生物試料分析科学会.2015.2.14.東京.文京学院大学
  2. 尿中N1,N12-ジアセチルスペルミン測定意義に関する検討. 第47回日本臨床検査自動化学会.2015.10.9. 横浜.パシフィコ横浜
  3. 弱ストレス下における酸化ストレスマーカーとMAPK関連遺伝子発現量の解析. 第55回日本臨床化学会年次学術集会.2015.11.1. 大阪.大阪大学コンベンションセ ンター.
  4. 4年制大学理学部での臨床検査技師教育. 第26回生物試料分析科学会年次学術集会 ワークショップ.2016.2.20.沖縄コンベ ンションセンター.
  5. 個人情報保護法の改正に伴うゲノム情報管理について. 第63回日本臨床検査医学会学術集会 シンポジウム.2016.9.2.神戸:神戸国際会議場.
  6. LAMP法による遺伝子関連検査の実践. 第23回日本遺伝子診療学会大会
    ランチョンセミナー.2016.10.8. 東京.

論文

  1. The criteria to suspect chronic myeloid leukemia using absolute basophil counts in peripheral blood. Int J Hematol.101: 626-628, 2015
  2. Thiamine dependency and related gene mutations: recent aspects.  Int J Anal Bio-Sci.20 : 73-83, 2015.
  3. Simultaneous elevation of oxidative stress markers and Wilms’ Tumor 1 Gene during progression of myelodysplastic syndrome: report of one case Intern Med.;55(24):3661-3664.2016
  4. Evaluation of Immature Platelet Fraction Measurements Using a New Automated Hematology Analyzer, Sysmex XN. Rinsho Byori.64:1220−1228,2016
  5. A case of refractory chronic rhinosinusitis with anti-desmoglein 3 IgG4 autoantibody. Allergol Int. May 15. 2017

卒業・特別問題研究の課題名(学部)

平成26年度

  1. 尿中ポリアミン成分ジアセチルスペルミンの癌腫瘍マーカーとしての意義
  2. RAS遺伝子変異と悪性腫瘍との関連
  3. ALDH2遺伝子多型と飲酒,疾患との関係について
  4. ChE高値症例の解析意義について
  5. 電解質測定装置(STAX-5 inspire)の基礎的検討

平成27年度

  1. ラテックス凝集法を用いたぺプシノゲンの測定法に関する検討
  2. 慢性骨髄性白血病(CML)と臨床検査の関係
  3. 酸化ストレスマーカー8-OHdG測定の臨床的意義に関する研究
  4. イムノクロマト法による尿中N1,N2-ジアセチルスペルミン測定意義に関する検討
  5. LAMP法を原理としたBCR-ABL1 mRNA検出系の構築

平成28年度

  1. 各種分離分析法によるタンパク質の同定に関する基礎検討
  2. ゲルろ過クロマトグラフィー法による免疫グロブリンの分画
  3. Dダイマー測定(ラテックス凝集法)に適した抗体の選別に関する検討
  4. ELISA法およびラテックス凝集法によるミッドカイン測定試薬の開発
  5. ラテックス凝集法を原理としたペプシノーゲンⅡ 測定試薬の開発における条件検討
  6. 敗血症診断バイオマーカーとしてのプロカルシトニン,プレセプシンの臨床的意義 に関する研究
  7. 免疫学的検査法(ラテックス凝集法)における非特異反応抑制に関する検討
  8. Lp(a)測定の比較検討

修士論文の課題名(大学院)

  1. 弱ストレス下における酸化ストレスマーカーと MAPK 関連遺伝子および
    miRNA の発現動態
  2. ハイブリドーマ培養細胞を用いたペプシノーゲンⅠ 測定試薬の開発

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横田浩充
略歴
研究内容
病態検査学研究室
担当科目
3年生
大学院生